身体の調子がイマイチだったり、だるいとき、ストレスが溜まっていると感じたとき、どうしていますか。
好きな音楽を聴いてリラックスしたり、お風呂にゆっくり入るなど、自己流の労わり方があると思いますが、精油(エッセンシャルオイル)を使ったアロマトリートメントで癒されるというのもおすすめです。
ただ、アロマトリートメントって何?どんなことをするの?エステやマッサージとは違うの?という方も多いと思うので、まだアロマトリートメントを体験したことのない方のために、疑問に思うであろうことをまとめました。
エステとの違い
エステとは違うの?と思う方もいるかもしれません。
エステ(エステティック)は、、痩身・美白・脱毛などの美容が主な目的です。
「もっと美しくなりたい」といったニーズに応えるための指導や施術なので、リラクゼーション効果もありますが、基本的には「痩せたい」「肌を綺麗にしたい」などといった目的に合わせて化粧品や機器などを使いケアします。
もしかすると、中にはアロマトリートメントを取り入れているエステサロンもあるかもしれませんが、美容に重きを置いているのが、エステです。
アロマトリートメントはリラクゼーション
一方でアロマトリートメントは、「アロマテラピートリートメント」で、精油(エッセンシャルオイル)の力を利用したリラクゼーションが主な目的の施術です。
マッサージとは違うの?と思うかもしれませんが、日本では、マッサージは医業類似行為として、国家資格であるあん摩マッサージ指圧師などにのみ認められた行為のため、資格がない場合はマッサージという言葉は使えないので、アロママッサージではなく、アロマトリートメントです。
アロマトリートメントはオールハンド
アロマトリートメントは、アロマセラピストが、精油(エッセンシャルオイル)入りの植物オイルで、優しくケアしてくれます。
昔からしんどいところを家族にさすってもらったりしますし、スキンシップは幸福感を与えてくれるとされています。トリートメントをすることで、副交感神経が優勢になり疲労回復につながるんです。
精油の持つ香りのリラックス・リフレッシュ効果と、オールハンドによるボディタッチの心地よさは体験してみないとわからないかもしれませんが、気持ちが良くて思わず寝てしまうほどです。
アロマトリートメントが得意なこと
アロマトリートメントの一番得意なことは、ストレス解消です。
「仕事が忙しくて疲れが取れない。」「プレッシャーがあってしんどい。」「イライラする」「不安なことがあって憂鬱。」
そんなときに、精油の香りとトリートメントはものすごく効果を発揮します。
精油にはそれぞれ植物の香りがあり、香りが脳に働きかけリラックスしたり頭がスッキリしたりします。自律神経を整えてくれる、うつ病にも効果がある、などと言われているぐらいなので、香りの持つ力は侮れません。
プラスアルファで、肌へのトリートメントでも精油によって、血流を良くする作用や肌を引き締める作用、むくみをとる作用など様々な効果が期待できます。
硬くなった筋肉をほぐし、血行を良くすることができるので、冷えや運動不足の方にも効果が期待できますし、オイルを使用するので、乾燥肌の方でも大丈夫です。
精油を混ぜる、植物オイル(ベースオイル)による肌への潤い効果もあります。
アロマトリートメントで注意すること
通院中の方は、お医者さんの了解を得てください。妊娠中でも安定期であれば受けれるトリートメントもありますが、少しでも不安ならやめておきましょう。
肌に直接塗布するので、必ず本物の精油(エッセンシャルオイル)を使っているサロンを選んでください。あまりに安い価格の場合は、本物の精油ではない可能性があるので気をつけましょう。
アロマトリートメントの流れ
1、アロマトリートメントについての簡単な説明(時間・内容・費用など)
2、アロマセラピストからの質問(体調やメンタル面についてなど)
3、アロマセラピストによる精油のブレンド(香りを確認できるので、好みでない場合は正直に言う)
4、衣類を脱ぐor着替え(トリートメントの箇所による)
5、トリートメント開始→終了
6、着替え(お水やハーブティーが出ることが多い)
※服を脱ぐことに抵抗がある方もいますが、トリートメント部分以外はタオルで隠されていますし、アロマセラピストはたくさんの方をトリートメントしてきているので、心配いりません。
まとめ
ストレス解消には、アロマトリートメントがオススメの理由がわかったでしょうか。
アロマトリートメントは、
・ストレス解消にとってもいい
・香りとオールハンドのタッチで癒される
・体調の気になっていることに効く場合もある
と言うコトで、一度お試しくださいね。
※アロマトリートメントを受けれない場合もあります
アロマトリートメントは、下記の場合は受けることができないので、ご注意ください。
・打ち身、ねんざ、骨折、火傷などの皮膚やその下の組織で炎症を起こしている場合
・出血、内出血がある
・静脈瘤、静脈炎、深部静脈血栓のある場合
・皮膚の接触で伝染する感染症の人
・病気で重体の人
・高熱のある人
・泥酔している人
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