時間って不思議。長さに差はあれども、誰もに平等に流れている。ただ、時間を有意義にするかどうか、楽しめるかどうかは、各個人による。
会社に9時間拘束される生活に、急に嫌気がさして、もっとエンドユーザーの方を向いた仕事がしたいと思い始めた。
良いもの、役に立つもの、心のこもったものを作りたい。限られた時間の中、自分のやりたいことにもっと注力したいと、切実に想う。
人が走るスピードに限界があるように、どうやっても縮まらないものもあるし、植物が実をつけるまで時間がかかるように、時間がかかるからこそ良いものができることもある。
12の月という絵本で、春の次は夏、夏の次は秋、秋の次は冬、冬の次が春と決まっている。違う順番で季節は来はしない、とあり、子どもの頃は当たり前だと思っていたけれど、この当たり前を忘れている大人がいることを感じる。季節だけがこの順番を守っているわけではなくて、物事の道理には、ある一定の順序がある。
お金というものに縛られて本質を忘れてはいないか。
お金ではなくて、時間こそが全てなのである。
…
このごろ長男(5歳)が、「現在はない、ほら過去になった!過去過去過去過去!」とよく言っている。たしかになぁ、今はどこからどこまでだろう?
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