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執筆者の写真official

ドランゴンボールの、魅力。

今日は、時間を作って、ドラゴンボール超を7歳長男と映画館へ見に行った。 なんだか途中から泣きそうになる私。

終始戦いなので、「おりゃおりゃおりゃりゃ〜〜〜」「ダーーーーーー」という叫び声が響き渡り、攻撃音がすごくて座席が揺れ、その度に地震かとドギマギする上に、やられはしないかと冷や冷やしていたにも関わらず。

泣きそうになったのには、理由がある。

初代ドラゴンボールが好きであろう人たちがつくり、それは新しいお話を望むファンがいるからであり、やっぱり鳥山明さんの放っていた当時のエネルギーには及ばない気がするんだけど、世代を超えて、時空を超えて、楽しまれているということに、それが生まれた時代を生きたということに、感動したのである。

スターウォーズの一作目を映画館で当時見て夢中になった人たちともリンクして(私はタイムリーで見てもないし興味もなかったけど)、名作というものは色あせないとしみじみさせていただいた。形は違えど、そのようなものを作ったり手掛けたり力になったり、それでないなら純粋に楽しんで、そうやって生きていきたいなと。

音楽、映画、漫画、小説でも芸能人でもなんでもいいけれど、大事なのは「全身で感じるワクワク」で、夢中になる楽しさは頭で考えるようなものではない。

いま、いまこの瞬間にときめくものが、夢中になれるものが、こどもたちにあればいい。こどもたちが夢中になれるものがあるように、いいものを作るのが大人だと思う。媚びたもの、商業的に偏りすぎたものじゃなくて。

悟空、悟飯、悟天、そしてパンちゃん。他の登場人物もだけど、歳をとって家族が増えていくのも豊かで、シンプルにいい。死んだ後の世界があるのもいい。メカのカッコよさ(まじでブルマになりたい)もいい。戦いを楽しむある意味スポーツのような感覚もいい。

大人になって、何度もこどものころの楽しかった記憶や空気感を反芻できるのって、サイコー。

「いま」しか見えていないようなタイプだけど、時には未来をみたり振り返ったり、こころが旅に出たようで、フワフワした自分を味わいながら、いまを楽しんだ。

ほんとうに、何年も生きてきたのかなと思ったりするけど 幼いときの、漫画の手触りはまだ覚えている。

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