一昨日まで、健康でなければ、やりたいことができず、痛かったりしんどかったりすると思い込んでいた。健康であれ、というメディアを浴びすぎて、思い込まされていた。
しかし、健康でもやりたいことを理由をつけてやらない人はいるし(わたしのこと)、病院では異常なしなのに、痛みを感じる人もいる。何も症状はないけど腫瘍があるといわれてその時点では病気でも、放っておいて3ヶ月後には腫瘍がなくなっていたり。
そもそも健康って何…?
何を隠そう、添加物とか、環境ホルモンとかを気にするタイプなのである。健康のためかといわれると微妙に違って、添加物盛り沢山の食べ物の味が好きじゃないっていうのが一番。そして病気になるから、という理由よりは、知らないもの(添加物とか環境ホルモンとか)が怖いっていうのが二番。子供の頃は、マヨネーズとかミックスジュースも嫌だった。何が入っているかわからないから。ウインナーは臭くて嫌いだったし、今もウインナーよりベーコンとかプロシュートを選ぶ。その延長で、添加物も避けがちなのは、一体何なのかを知らないから。害のない虫が怖いのといっしょ。素材そのものとか塩で味付けっていうのが割と好き。
好き…果物、炊きたてのご飯、アジの開き、塩胡椒のステーキ←鳥でも牛でも、枝豆、あんこ
あんまり…練り物、ウインナー、ハンバーグ、コンビーフ系、ポテサラ
こんなかんじ。
だけど、たまにはインスタントラーメンとか、マクドナルドとか、そんなのも食べたい気持ちになるし、食べている。ケーキとかのスイーツも食べるし、お酒もたまに飲む。ただ毎回そういうものを摂取するとき、ちょっと罪悪感というか、体に悪いかもなーと思ってしまっていた。
で、一昨日何があったかというと、下記雑誌(2019年12月広報会議)を読み、不健康でも楽しければいいじゃん、みたいなものに共感してしまったのである。
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lala beginをはじめに見たとき、攻めてる編集と掲載されているものの目の付け所、デザインクオリティにめっちゃ感心した。思わず買って読んだら、文体も攻めてたし、内容も充実していた。その編集長が言う言葉なので影響されまくったというわけ。
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本当に調子が悪いなら、治す方へ向かえばいいけど、調子悪くないのに、〇〇値が高いとか低いとかで、食べたくもないものを嫌々食べたり、食べたいものを我慢したりだなんて、無意味すぎなのではと再確認。大人になってからは我慢とは無縁な生き方をしているつもりだったけど、言語化されたことでしっくりきて、健康を崇めすぎていたことに気がつき、不健康な人をどこかで差別していたような気がして、反省している。
ちなみに新型コロナも、無症状が多いらしい。無症状まで病気と言い始めたら、健康ってきっと無いも等しいのではと思ったり。でも、鳥インフルエンザとかエボラのときにすごく他人事だったから、新しい感染症が流行る怖さに、今頃になって震えている。
健康でありたいけれど、そもそも健康でい続けることに無理があるし、健康なことを考えすぎず、自分が好きな不健康なことも取り入れて、ゆるりと生きるのがいい、と何らいままでと変わりのない考えで、まとまった。
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