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布ナプキンのお話。
布おむつをオススメしたりしていたのに、自分はというと普通に使い捨ての生理用品を使っていた。興味がありつつも、検討しつつも、保留され続けていた布ナプキンに、先月からついに手を出した。
環境のことが気になったこと、ある程度経血をコントロールできるようになったこと(※完全ではないのでそれでも不安はある)、試さないと分からないと思ったこと、生理用品のストックがなくなるたびに買うのが面倒になったというのが理由。
周りに聞けば、意外にも「かぶれるから困っている」「痒くなる」「薄型のでできるだけこまめに替えてる」「布ナプキンに興味ある」の声が聞かれて、デリケートな問題だから言わないだけで、生理事情に問題を抱えている人は多そう。

どこに売っているのかわからなかったので、ネットでポチる。まぁまぁな金額。
ふわふわで肌触りはいいけれど、果たしてこれが本当に機能するのか…。
高校の古典の授業のときに、生理のときはその時代の女性、主に貴族たちはどうしてたのかと急に疑問に思った。そのときは、生理のときは違う部屋で過ごすということを先生から聞いたような聞いてないような、でもなんとなくそういうことにして受け止めた記憶がある。
そもそも、昔の人は経血を溜めておくことができたらしい。子供を産む回数が多いから生理の数が少なかった、骨盤周りの筋肉の力が強かった、というけれど、いつの間にその強靭な体が、ひ弱な体に変わってしまったのか?紙ナプキンの便利さに体が覚えるの、早くない?
まぁそういうことで、使用し始めた布ナプキン。家ではなんの問題もなく、しかも漏れないよう意識してるので、経血コントロールにも拍車がかかる。とはいえ、やっぱり油断するとダメだし、頻繁にトイレへ行く必要があるし、洗って漬けておく作業も発生。洗う作業自体はたいしたことないけれど、やはり外出の際には緊張感が半端なく、汚れたナプキンを持ち帰るための袋も、早く洗いたいのに洗えないモヤモヤも、まだ慣れない。
よって、仕事のときは紙ナプキンにしがち。少なくなってきたら布ナプキンでなんの問題もないのなのだけど。
…
あと何回あるのか分からない、でももう終わりに近づいている生理。
生理ちゃんを読んで、泣く。
生理にも人それぞれの、ドラマがある。
終わりが近いと寂しくなるのは、何でも同じかもしれない。