まだ陽が昇っていない。
暗いなと思いながらモゾモゾと子どもを起こさないように布団から抜け出し、教えてもらった音声(映像込み)につなげる。 人の話を座ってじっと聞くのは、子供の頃から苦手だった。授業は辛うじて座っていたが、よほど話術に長けた先生であるか自分の興味に該当する内容でなければ、耳にも頭に入っていなかった私である。ただボーッと聞けるはずもない。
聞きながら、出汁をとる。 野菜を洗って切る。 茹でる。 和える。
すごく気持ちがいい。そして、気が付く。
私に、朝は、音はいらない、と。
静けさが心地よい朝には、自分の思考をクリアにする力がある気がする。 朝の前向きな時間は、ひとりで考えたい。 4時から6時。しばらくは、私だけの特別な時間として慈しむことにする。
この時間で何ができるか、何をするか。まだ、はじまったばかり。
…
それにしても、4時は早い。冬は起きれそうになく、夜は20時ごろに寝る必要がある。せめて5時かな〜。
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