風通しのいい会社が人気です。 この場合の風通しは、意見を言いやすいという意味で、若手の意見も聞いてもらえる会社を就活生は希望することが多いです。 わたしも風通しのいい会社が良くて、転職の際には重視していました。 この場合の風通しは、意見を言いやすいという意味ではなくて、物理的に、本当に風が通る空間であるということです。 つまり、窓があって、天気の良い日には窓を開けて仕事ができる環境を希望していました。 窓が開く、しかも仕事中開いていることを確認して入社したにもかかわらず、入社3ヶ月後に引っ越すこととなり、引越し先のビルは窓が開かないオフィスビルで、それはもう、言葉にはならないぐらいガッカリしました。
意見を言いやすい風通しは、ある程度あれば良いと思っています。全く話を聞かない人間の集まりというのはどうかと思いますが、そんなことはないと思うので。 誰の意見でも聞いてもらえる会社だからと言って、聞くだけで終わるかもしれないし、意見がそのまま思い通りに採用されるわけでもないし(そのまま採用されるほどの意見ばかりとは限らないですしね)、意見が通るように根回し(根拠やデータ集めなど)をしたりその人に伝わる言い方やアプローチ方法を考えたりする方が、そういうスキルも身につくので、風通しの良さにそんなに期待しない方がいいと思います。
でも、わたしのいう風通し、窓が開いて風が通るというのは、思った以上に良かったと思うはずです。 いいこと楽しいことばかりで和気藹々としていて業績もすこぶるいいという会社なら、窓が開かなくてもいいかもしれません。(そんな会社あるのかどうか、あってもずっとその状態が続くのか、自分の調子が悪い時もあるはず) ちょっと嫌なことがあった時、社内で落ち込んでいる人がいる時、会社の調子がイマイチな時、眠くてしょうがない時、外の空気を吸いに社外へ出るのも一つですが、戻っても社内の雰囲気がイマイチだとまた滅入ってしまいます。 天気の良い日なら、そういうときは絶対に窓を開けて、風を通すべきです。 文字通り、空気も変わり社内の雰囲気が変わります。リフレッシュもできます。とにかく新しい風を入れるんです。 換気をしましょう、とよく言われますが、換気扇よりも窓を開ける方が、気持ちがいいです。 空調の電気代ももったいないし、地球環境にも良くないし、今回の新型コロナウィルスのようなこともあるし、窓は大事です。 何かで、「オフィス内の二酸化炭素の濃度が濃くなると作業効率が落ちるということがわかった」と見たことがあります。 わざわざ研究しなくても、体感的に感じています。もわっとした空気の社内より、心地よい風が吹いている社内の方が、仕事が捗ります。 あまりに暑い日寒い日雨の日は難しいですが、とにかく窓を開けて仕事をしたい派です。
ただ、注意しないといけないのは、外の音が気になって仕事ができない人もいるようなので、窓が開けれるからといって、開けてもいい環境であるとは限りません。 わたしは煩くても全く気にならないタイプですが、繊細な人は、ちょっとした車の音や他の人の話し声も嫌なようです。音楽が流れているのも嫌、という人もいました。そういう人はカフェで仕事するのも無理そうですね。いっそのこと耳栓したらいいんじゃないかと思うんですが、電話対応などの問題で耳栓は許可されてない会社が多そうです。どうしたものか。
とにかく、どっちにしてもわたしが働く会社は窓が開かないので、アロマを炊く(精油です)ことを、許可してもらっています。 ただ、香りには好き嫌いがあるので、結構気をつかうんですよね…。
やっぱり、窓が開けれたらいいのになと思うんです。
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