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執筆者の写真kayo

漫画の思い出

ここ最近は漫画に関わるお仕事を進めていて、漫画って面白いよな〜としみじみしている。私の幼少期は父と兄が購入した漫画で面白そうなものを漁って読む日々だった。妹がりぼんとなかよしを買い始めてからは、それも読み散らかした。ただ、自分で購入した漫画は驚くほど少ない。主体性があるようで一切ない与えられたものから選別して読むだけの漫画生活だった。


結果、まあまあたくさんの漫画を読んだ気がしているが、本物のオタクからしたら足元にも及ばないのであろう。読んでいた漫画も父兄妹の好みなので、だいぶ偏っているという自覚もある。私本来の好みはどこにあったのか。わからぬまま、特に今もこの漫画が大好き!バイブル!というものには出会っていない。もういい年齢なので、今更バイブルには出会えないであろう。ぐぬぬ。


しかし、一つだけ私の中で大きな存在の漫画がある。それは、「超人ロック」という漫画である。超能力のある永遠に生きるロックが主人公のSFで、人知れずめちゃくちゃハマったのである。ロックは超人ではあるが、間違いも起こすし恋もする。その塩梅が面白かった。よくわからない描写も内容も多かったが、それはそれで良かった。続きがあるなら読みたいなと思っている漫画でもある(本屋にも古本屋にもないので、ないのだと思っているが不明)。しかし、いかんせん私の周りで読んでいる人が皆無で、この漫画についての話をできる人はいなかった。かといって何をどう語り合うのか、といった感じでもあるので、特に気にはしていなかったのだが、仕事で漫画のことを調べるにあたり、ふと思い出してこの漫画についてググってみたら、2022年に作者の聖悠紀さんは亡くなっていた。しかも全部の伏線は回収しきれていないらしい。オーマイガー。密かにスターウォーズが人気があるなら、こういう漫画はもっと人気が出ても良さそうだがな、なんて思っていた漫画なので、寂しさと感謝の気持ちでいっぱいになった。

が、先ほども言ったが、私の周りでこの漫画を読んでいる人は見つけられなかった(私の交友関係が非常に狭いということもここで付け加えておく)ので、未完で終わってしまったなんとも言えない脱力感は自分だけのものとしてあたためておきたい。

※作者の名誉のためにお伝えするが、けっこうな数の単行本が出ているので、ファンはたくさんいるはず。リアルタイムで楽しんだ人は多かったのかな?と推測する。


漫画熱は平熱で、読書熱は微熱ぐらいの熱量の私ではあるが、本に救われ、今があることは間違いがなく、断然紙派なので10年後までには本屋さんをやりたいなと、やれる方法はないものかと、ことあるごとに思い出してはぐずぐず考え、うやむやにしていて、今もうだうだしている。(はよやれよ、と我ながら思う)




ちなみに、思い出深いゲームとして一つ挙げるなら、スーファミの「新・桃太郎伝説」なのだが、これもやっていた人に出会っていない。ドラクエもファイファンもハマらなかったのに、こんなに飽き性な私なのに、このゲームだけは最後までやったのである!しかも楽しかったのだ!だいたい、「え?桃鉄?」と聞き返されるが、全然違うよ。




もう、11月も半ば。

スワッグを作っては、年末なんだなと確かめている。

だって、とっても暖かい。




あとは、最近は、空薬莢の使い道を考えている。(私のではなくてお友達の)

見た目可愛いし、捨てるの勿体無いし、真鍮らしくて、どうにかならないものか。

まだノーアイデア。




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