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健やかに生存するために

  • 執筆者の写真: kayo
    kayo
  • 11月15日
  • 読了時間: 3分

この頃、落ち着いて生活ができつつある。なぜなら、毎月使っているお金を把握し始めたから。

今更?今まで何してたん?という言葉が聞こえてきそうである。家計簿をつけようとして何日かで挫折する日々に決着がついたのが、私にとって2025年の一番の成果だと断言する。


なぜ家計簿が続かないのか。

それは、支出が多すぎる&複雑だからだと考えた。毎月の固定費、固定費なのに変動する費用(電気代とかスマホ代とかさあ、もう勘弁してほしい)、食材に日用品、外食したりおやつを買ったり。税金関係に加えて、仕事の経費とプライベートもごちゃ混ぜになりがち。さらに子供3人分のアレコレ。遊びに出たり旅行に行ったりネットで購入したり。ああああああああ!!!!!!!!いくら使ったかなんて知りたくない!!!!毎日使ったお金を振り返る暇なんてない!!!!って感じだったのだけれど、①子供たちが大きくなってきて、自分の時間が取れるようになった。②予算を組むようにした。③カード払いを減らした。以上の3つの要素により、家計簿が続いている。


最近のルーティンはこんな感じ。18時ごろにお迎えから帰ったら(これも来年の3月まで!信じられない、11年、ほんっと長かったー!)、レシートを出して家計簿に手書きで記入。そのあと、晩御飯作りに取り掛かる。使ったお金は1週間ごとに合計額を出し、予算に対してどうだったかを振り返る。さらに、ふだんの買い物は現金にすることにした。その方が使い過ぎないというベタな理由。カード払いは借金だと思うことにして、ネットでの購入以外ではできるだけ使わないようにしている。土日に多めに買い出しはしておく。高価なものは一人で買うことを決めない。そ雨こうして、毎月末になると支出額を確認する。


ここまでできるようになるのに、えらい時間がかかった。

なぜ家計簿が続かなかったのか、その理由に先ほどあげていないもう一つの理由、多分一番大事な理由がある。

お金にそこまで困っていなかった、ということである。なので、お金に困っていない人は別に家計簿をつける必要もないし、毎月使っているお金を把握しなくても問題ない。

私は昨年東京に引っ越してから、赤字っぽいと薄々感じ始め、でも現実に直面するのが怖くてしばらくそっとしていたのだけれど、いよいよちゃんとしなければと今年は火がついて、いまに至る。ちゃんと見える化して良かったと心底思っている。漠然とした不安ほどストレスなものはない。お金の心配はほんと精神的に参ってくる。


問いを立てて、計画して、実行・改善する。

仕事ではできるのに、自分の生活になるとなぜできないのだろう。


健やかに生き抜くためには、「問いをもち、小さいことを積み上げる」ことが重要なのだと、ようやく理解する。


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