なんでもやってみたい人の寿司
- kayo

- 3 日前
- 読了時間: 3分
うちには、なんでもやってみたい人がいる。
小5の長男である。
食べることが好きなので、ついに? 握り寿司を作ってみたいと言い出した。
マジか…面倒だな。と正直なところ思ったのだが、お寿司を食べたい気分だったので、「ほんじゃ〜、やってみる?」と握り寿司を握ってみることにした。
スーパーへ一緒に行き、マグロと鯛、サーモンの柵を買う。なんとなくスーパーを出たが、うーん、多分足りないな、ということでブリの柵とイカのお刺身を別のスーパーで追加購入。
しかし柵を切るときにミスに気づく。これ、大きく切れないんですけど。薄く大きく切るのがポイントっぽいのに、薄く小さくしか切れない。繊維を断つようにとか言われても、いやもう包丁入れる箇所に選択肢ないよ?なるほど、ちゃんと分厚い柵じゃないとダメなのね。ちょっとでも安いものを手にした私のミスです。はい。包丁さばきに自信があるなら平気なんだろううなと思いながら、刺身を切るズブの素人の私は適当さを加速させる。
次は、柵の形をちゃんとみて買うぞ。
寿司酢は、酢と砂糖とちょっとだけ塩で作れるはずなのだが、手間を省くために購入した。ちょっと高級そうなパッケージのおいしそうなやつ。これの選択は大成功だった。つまり、酢飯がすごくおいしくできて、ネタがなくてもバクバクいけるぐらいの絶品だったのである!何これ、めちゃ美味しいな、と酢飯だけで味見が止まらない。
さて、ネタと酢飯が準備できて、子どもたちを呼ぶ。
さあ、好きに握っておくれ。
すると、水をつけた手で握ろうとした子供達(長男含めた3人)から悲鳴が上がる。「めちゃくちゃご飯粒が手にひっつく!やばい!握れない!」
なんていうことだ!!水をつけたらいいんちゃうんかい。
ああ、おにぎりとは違うのね。
調べると酢をつけた手で握ると引っ付かないらしい。
気を取り直して、再度握り直す。
ボロボロぐちゃぐちゃ・・・。
ご飯の量が多いだの少ないだの、ネタが小さいだの分厚いだのとやいやい言いながら、彼らはどんどん作る。

子供が作ったにしてはなかなか良さげな見栄えになった。
自分で握ったやつは自分で食べる、などとわちゃわちゃしながら、食べた。
めちゃくちゃおいしい。
うまく掴めないものも多数、ネタが大きすぎる、小さすぎるのバランス悪いものも多数ではあったが、ナイスな酢飯パワーですっごくおいしかった。

回転寿司には行かなくていいな、と思うなどした次第である。
(本気のおいしいお寿司屋さんには行きたい!)
何しよっかなー
ちょっとおいしいもの食べたいなー
ってときに、おすすめのアクティビティである。
手巻き寿司でも、巻き寿司でもいいけど、
握り寿司、皆さんもぜひ。楽しいよ。



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