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  • 執筆者の写真kayo

ふりかえり、2023


クリエイターとして突出するのは、諦めることにした。


というと、目指していたかのようだが、多分もともと目指してもいなかった。

芸大に憧れを持つ凡人で、アートなセンスもとんがった考えも人より優れたスキルもないことは誰よりも自分が知っている。凡人が突出した成果を残すには、そこに打ち込むエネルギーが莫大に必要で、私は日々暮らして子どもを見守り、溢れるコンテンツを消費するだけで、もう時間は残っていないのである。


思い起こせば、一年前のこと。2023年は、稼ぐことが目標であった。

なぜならフリーランスも3年目になるから。一番下の子も3歳となり、少し余裕が生まれると思った。2年間、フリーランスとしてできることはしたつもりだけど、独立すると決めたときの目標の収入には到底及ばない。きちんとお金を稼ぐということに力を入れないといけないのだとも思った。

結果この一年、その前の2年間よりは稼げた。しかし、その分疲弊した。傲りもあった。もっとできるはず、もっと稼げるはずだと。でも自分の実力不足に凹んだり、嫌な言葉を浴びせられたり、搾取としか言えない仕事をすることになったり。当たり前だけど、人から必要とされつづけないといけない。一人でできる仕事量には限りがある。一人で思いつくことなんて限りがある。そして、目の前の仕事にアップアップだと、次につながるアクションが起こせない。なんだかフリーランスとしての行き詰まりをひしと感じた。

これもそれも、突出したクリエイターじゃないからであろう。辛い現実。 でも前からわかっていた現実。


こうして嘆いている間にも、お金は減っていく。食費に学校のものや日用品、そして行事。物事を円滑に進めるためのお金のあれこれ。習い事をさせると月謝以外に必要なお金がいろいろ出てくる。旅に出ると5人分。かといって稼ぐために仕事に時間をさくと、その分の歪みを取り戻すようにご機嫌でいるためのあれこれにもお金がかかる。なんのこっちゃ。今年一年精一杯やって、稼ぐばかりに目を向けてそのために動くのは、私にはしんどいことがわかった。部分としては面白い仕事であっても、視座を変えると実は全然やりたくない仕事だったりする。そういう仕事は"稼ぐ"という視点からは違うんだろうけど、やっぱりできるだけ来年は避けることに決めた。


来年の目標は、ただの消費者になりたくない、生産者側にまわりたい、ということ。

できれば"お店"という、現実的に物理的に存在する場所を設けたいと思っている。ただ、これも道楽としてやることは我が家の家計の事情からすると許されないので、経済的に回る必要があり、いろんなことを調整するのに少し時間がかかりそう。今の場所に定住するのかどうかも怪しい。まずはお店をするためのスキルを習得したいと思っている。

構想はたくさんあるのだ。ありがたいことに、今のところ身体も心も元気なので、今のうちに一つずつできることをしていきたい。



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