子どもの教育というものは何が正解なのかわからいものだが、現状の棚卸しが効果的だと気がついた。
これというメソッドがあるわけではないが、今考えていることをまとめてメモしておく。
▽1段階目
①最低限の教育(小学校・中学校の義務教育)は日本では誰でも受けることができると心得る
読み書き計算、ちょっとした運動や音楽、生活のベースとなることは学ぶことができる。得意なことや好きなことも何かしら見つかる。
※学校に行きたくないとなったら、別軸で考える必要あり
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②両親がその子に対してどれだけお金と時間(労力)をかけてあげられるのか
※ポイントは、お金だけではなくて時間も計算に入れること
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③子ども自身に目標や興味があることが、あるかどうか
※あるならその目標に向かって応援をすればいい
※興味があることすらないなら、目標や興味ができるまで待つしかない
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④コツコツ努力することが大切
簡単なことだとしても何か一つでも続けていると、大成はしなくても自信になる。
※習い事でもなくていい、家でやることでもいい
※習慣づけるのが大事なのですぐに辞めさせない
▽2段階目
「獅子の子落とし」「かわいい子には旅をさせよ」という諺がある。
世の中の辛さを子どものうちに味合わせて成長を促す考え方である。
親というのは難しいもので、子の先回りをしたくなる。「これを今やっておけばこんないいことがある」「それをやったら失敗するからやめておけ」「こっちの方が近道だぞ」という風に。
そういった安心・安全なレールを引くことが、果たして子のためになるのであろうか。将来苦労させたくないと思ってやってあげるアレコレは本当に子のためなのであろうか。
何もやらせないのがいいってことではなくて、親の価値観を押し付けてしまい、親子共々苦しんでいないか?ということを考える。
④大人が安心したいだけのプラスの教育は必須ではない
習い事は本人がやりたいことをするのがいい。やりたいことはないけれど、お金と時間があるからやらせたい場合は、近所で良い先生がやっている習い事にするのがおすすめ。何を習うかより、誰に習うかである気がしている。
※お金と時間がないなら、諦める
※どうしてもやりたい場合は、子どもが勝手にやり始める(家でずっと踊っているとか公園でサッカーをひたすらしているとか)
※頭が良くないのに激しい学歴競争に巻き込むことはしない(レベルに合ったところでできることをするしかない)
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⑤あえて不遇な状況も必要と考える
あれもやってあげれてない、これもやってあげれてない、となるけれど、あえてちょっぴりストレスがかかるぐらいの方が成長すると考える。自分がやってあげられないことを責めない。むしろ、子どもに目を配る余裕を持つ。困難を乗り越えられるように精神的にサポートする。
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⑥できるだけ多くの人・世代の人と関わらせる
3世代で暮らしているとか、近所の人や行きつけのお店での交流があるとか、習い事の先生、学校外で遊ぶ友人でもいいし、とにかく学校と親子関係だけに閉じ込めない。自分だけの子ではない。
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以上のことができていれば、教育についてもう悩まなくていいのではないだろうか。そして子どもも健全に成長するのではないだろうか。少し逸れることがあったり難しいことが起きても大丈夫なのではないか。
未来は楽観も悲観もしなくていい。
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